創業100年の印刷会社。カタログ、パンフレット、Webサイト構築、動画制作

AIでは代替できない取材・編集・ライティングの価値

HOME > コラム > AIでは代替できない取材・編集・ライティングの価値

生成AIの進化によって、誰でも短時間で「それらしい文章」を作れる時代になりました。社内報や会社案内、統合報告書、サステナビリティレポート、社史といった制作物においても、「AIを使えば原稿作成のコストを削減できるのでは」と考える発注担当者の方も増えているのではないでしょうか。

しかし、実際に制作の現場に立ち会うと、AIだけでは埋められない領域があることに気づきます。それが「取材」です。現場に足を運び、社員や経営者に直接話を聞き、その場の空気や言葉のニュアンスまで汲み取る取材は、既存のデータをもとに文章を生成するAIには代替できません。

本記事では、AI時代だからこそ価値が高まっている「取材によるライティング」と「編集力」について、会社案内・社内報・会報誌・統合報告書・サステナビリティレポート・社史といった制作物を発注する立場の方に向けて解説します。

なぜ今、AIではなく「取材」が重要なのか

生成AIは、既にインターネット上に存在する情報や、与えられた資料をもとに文章を組み立てることを得意としています。一般的なテーマの解説記事やお知らせ文であれば、AIは短時間で一定水準の文章を作成できます。

しかし、社内報や会社案内、統合報告書、サステナビリティレポート、社史といった企業の制作物に求められているのは、「どこにでもある一般論」ではありません。その会社にしかない出来事、経営者の想い、現場の社員の生の声、事業の裏側にあるエピソードこそが、読者の関心を引き、信頼を生む要素になります。

こうした「その会社固有の一次情報」は、資料として文字化されていないことがほとんどです。経営者の頭の中にある構想、現場の社員が日々感じている課題感、数字には表れない組織の変化——これらは、実際に人に会って話を聞く「取材」を通じてしか引き出せません。AIによる文章生成の精度が上がれば上がるほど、逆説的に「取材で一次情報を集める力」の希少性が高まっているのが、今の状況だといえます。

取材なしの制作物が引き起こす3つの失敗

取材を省略し、社内資料やヒアリングシートの回答だけをもとに原稿を作成すると、次のような失敗が起こりがちです。

  • 本人の言葉と違う内容になる:文字で提出された情報だけをまとめると、発言の意図やニュアンスが抜け落ち、「言いたかったことと違う」と後から指摘されるケースが少なくありません
  • 当たり障りのない内容になる:直接話を聞かずに資料だけで構成すると、具体的なエピソードが抜け落ち、どの会社にも当てはまるような一般的な内容になりがちです
  • 読者の共感を得られない:社員の本音や現場の温度感が伝わらないと、社内報であれば「またいつもの内容」と読み飛ばされ、統合報告書やサステナビリティレポートであればステークホルダーからの信頼獲得につながりません

こうした失敗は、原稿作成のスピードやコストを優先し、取材のプロセスを省いたときに起こりやすいものです。特に社史のように、退職者や創業者への取材が必要な制作物では、取材なしでは事実確認すら困難になります。

編集・ライティングのプロが担う「取材」の実際

編集・ライティングを専門とする制作会社が行う取材は、単に「話を聞いてメモを取る」作業ではありません。以下のようなプロセスを経て、初めて読み応えのある原稿が完成します。

事前設計:何を聞くべきかを組み立てる

取材の前段階として、発注担当者へのヒアリングをもとに、記事や誌面の目的・読者・伝えたいメッセージを整理します。その上で、取材対象者に何を聞けば目的を達成できるかを逆算し、質問項目を設計します。この事前設計があるかないかで、取材の質は大きく変わります。

取材:言葉の奥にある意図を汲み取る

実際の取材では、質問項目に沿って話を聞きながらも、相手の表情や言葉の選び方、間の取り方から、資料には表れない情報を拾い上げます。経験豊富な編集者・ライターほど、想定外の答えが返ってきたときに、その場で深掘りする質問を重ね、より本質的な話を引き出すことができます。

構成・編集:読者に伝わる形に組み立てる

取材で得た情報は、そのまま並べただけでは読みにくい原稿になってしまいます。誌面や記事の目的に沿って、伝える順番、見出しの立て方、写真やデータとの組み合わせ方を編集する工程が不可欠です。この編集力こそが、企業の制作物における「編集・ライティング」の専門性が発揮される部分です。

会社案内・社内報・統合報告書・社史、それぞれで取材が果たす役割

制作物の種類によって、取材の目的や重点は異なります。

制作物 取材で重視するポイント
会社案内 経営者の言葉で事業の強み・想いを語ってもらい、パンフレットに説得力を持たせる
社内報・会報誌 現場社員の日常や本音を引き出し、社員が「自分ごと」として読める内容にする
統合報告書 経営戦略や非財務情報について、経営陣の言葉で背景や意図を語ってもらう
サステナビリティレポート サステナビリティ推進の現場担当者に取材し、施策の実態や課題感まで踏み込んで描く
社史 創業者・歴代経営者・OB/OGへの取材を通じて、資料に残っていない出来事や当時の空気を記録する

いずれの制作物にも共通するのは、「誰に、何を、どう語ってもらうか」という設計と、実際に話を聞く取材力、そして得られた情報を読者に伝わる形に組み立てる編集力が、制作物の質を大きく左右するという点です。

小西印刷所に取材・ライティングを依頼するメリット

会社案内、社内報・会報誌、統合報告書、サステナビリティレポート、社史——いずれの制作物も、担当者が社内の人員だけで取材から原稿作成まで担うケースは少なくありません。しかし、通常業務と兼務しながら取材・ライティング・編集をすべて担うのは大きな負担です。

私たち小西印刷所は、創業以来、印刷会社として数多くの企業の会社案内・社内報・会報誌・統合報告書・サステナビリティレポート・社史の制作に携わってきました。取材・編集・ライティングを社内の専門チームが担うことで、媒体を問わず次のようなメリットをご提供できます。

  • 取材のプロが第三者の視点で質問するため、社内では出てこない本音や具体的なエピソードを引き出しやすい
  • 企画・取材・執筆・編集・校正までを一貫してお任せいただけ、担当者の業務負担を大幅に軽減できる
  • 誌面デザインや印刷・製本、Web掲載まで含めて、会社案内・社内報・会報誌・統合報告書・サステナビリティレポート・社史を一気通貫でご相談いただける

特に、複数の制作物を並行して企画している場合や、社史のように長期間にわたる取材・資料調査が必要な場合、統合報告書やサステナビリティレポートのように経営層への取材調整が必要な場合は、早い段階からご相談いただくことで、媒体ごとにスケジュールへ余裕を持って進めることができます。

よくある質問

Q. 社内報や会社案内の取材は、どのくらいの期間で完了しますか?
A. 取材対象者の人数や制作物の規模によって異なりますが、企画・質問設計から取材、原稿化、確認・修正までを含めると、1テーマあたり数週間程度を見込んでいただくのが一般的です。複数名への取材が必要な場合や、経営層のスケジュール調整が必要な場合は、余裕を持ったスケジュールをおすすめしています。

Q. AIで文章を作成する場合と、取材を伴う制作を依頼する場合とで、何が違いますか?
A. AIは既存の情報をもとに文章を組み立てることは得意ですが、その会社にしかない一次情報(経営者の想い、現場の声、当時のエピソードなど)は資料化されていないことが多く、取材でしか引き出せません。取材によるライティングは、こうした一次情報を反映できる点が大きな違いです。

Q. 社史制作のように、退職者や創業者への取材が必要な場合も対応してもらえますか?
A. はい、対応可能です。社史は特に、資料に残っていない当時の出来事や背景を、関係者への取材によって記録する必要があるため、取材の企画段階からご相談いただくことをおすすめしています。

Q. 統合報告書やサステナビリティレポートのように、経営層への取材が必要な制作物にも対応していますか?
A. はい、対応しています。経営戦略や非財務情報の背景・意図を経営陣の言葉で語っていただけるよう、事前の質問設計から取材、編集・構成までを一貫してサポートします。

まとめ

生成AIが文章作成を効率化する時代だからこそ、その会社ならではの一次情報を引き出す「取材」と、それを読者に伝わる形にまとめる「編集・ライティング」の価値は、むしろ高まっています。会社案内、社内報、会報誌、統合報告書、サステナビリティレポート、社史のいずれにおいても、取材なしでは伝えられない本質的な情報があります。

制作物の企画段階で「誰に何を取材すべきか」から相談できるパートナーがいれば、担当者の負担を減らしながら、読者に届く一冊を作ることができます。会社案内や社内報、統合報告書、サステナビリティレポート、社史の制作でお悩みの際は、ぜひ小西印刷所にご相談ください。

これまでの制作実績は、守秘義務の関係でこの場でご紹介できないものも多くございます。詳しい事例や制作物の実物は、営業担当が直接お持ちしてご説明にお伺いしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは以下のフォームから

お見積り・お問い合わせ窓口

最先端の印刷技術と営業力の融合でお客様のご要望にお応えします。

お問い合わせフォームはこちら

小西印刷所お問い合わせお問い合わせ
資料ダウンロード資料ダウンロード
ページの先頭へ
Copyright© KONISHI PRINTING CO.,LTD.