
企業のマーケティング・Webご担当者様。
「自社のWebサイト、最後にリニューアルしたのはいつですか?」
この質問に、少しドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。「とりあえず動いているから…」「日々の業務に追われて、サイト改修まで手が回らない…」というのが、多くのご担当者様が抱える正直なところではないでしょうか。
しかし、その「とりあえず」で放置されているWebサイトが、実は静かに、しかし確実にビジネスの足を引っ張る「経営リスク」になっているとしたら。
本記事では、長年更新されていないWebサイトがもたらす「機会損失」「ブランド毀損」「セキュリティ」という“三重苦”のリスクを、具体的な解決策と共に解説します。
リスク①:【機会損失】 - 知らないうちに“未来の顧客”を取り逃がしている
最も深刻なリスクは、目に見えないところで「得られたはずの利益」を失っていることです。
スマホ未対応の罪深さ
BtoBの取引においても、担当者が移動中や休憩時間にスマートフォンで情報収集を行うのは当たり前の時代です。その時、自社サイトがスマホ表示に最適化されておらず、文字が小さかったり、レイアウトが崩れていたりしたらどうでしょう。ユーザーは瞬時に「見づらい」と感じて離脱し、二度と戻ってきてはくれません。競合の快適なサイトに、みすみすお客様を明け渡しているのと同じです。
“見つけてもらえない”サイト構造
古いサイトは、現在のGoogleが推奨するSEO(検索エンジン最適化)の基本要件を満たしていないことがほとんどです。どれだけ優れた製品・サービスを持っていても、お客様が課題解決のために検索した時に見つけてもらえなければ、その存在は“無い”のと同じになってしまいます。
コンテンツマーケティングの受け皿がない
現代のWebサイトは、単なる「電子カタログ」ではありません。コラム記事などのお役立ち情報を発信し、未来のお客様を惹きつけ、育てる「マーケティングの拠点」です。しかし、古いサイトには、こうしたコンテンツを継続的に発信・蓄積していくための仕組み(CMS:コンテンツ・マネジメント・システム)がなかったり、非常に使いづらかったりするケースが多く、資産となるはずのコンテンツ戦略が実行できません。
私たち小西印刷所では、SEOに強く、継続的な情報発信を可能にする『コンテンツマーケティング』の戦略立案から、コラム記事の制作、そしてその受け皿となるサイト構築まで一貫してご提案できます。
リスク②:【ブランド毀損】 - “時代遅れ”の烙印が、採用や取引に与える悪影響
Webサイトは、会社の「顔」です。その顔が時代遅れだと、ビジネスの様々な場面で不利益が生じます。
デザインは「会社の信頼性」を映す鏡
服装と同じで、Webサイトのデザインは会社の第一印象を決定づけます。「この会社、勢いがなさそう」「事業は本当に順調なのだろうか」といったネガティブな印象は、優秀な人材の採用や、新たな企業との取引において、無意識のブレーキとなってしまいます。
情報が更新されていない恐怖
サイトの「最新情報」が数年前で止まっていたら、あなたはその会社に安心して問い合わせができますか?「この会社は今、ちゃんと活動しているのだろうか?」という根本的な疑念を抱かせることは、ブランドにとって致命的なダメージです。
ブランドの一貫性の欠如
手元にある最新の会社案内パンフレットと、Webサイトでデザインの世界観(トンマナ)が異なっていると、企業のブランドメッセージが曖昧になり、顧客を混乱させてしまいます。全ての顧客接点で、一貫したブランドイメージを提示することが重要です。
リスク③:【セキュリティ】 - ある日突然、サイトが“改ざん・停止”する悪夢
見過ごされがちですが、最も直接的で破壊的な被害をもたらす可能性があるのが、セキュリティのリスクです。
古いCMS・プラグインという時限爆弾
WordPressなどのCMSや、その機能を拡張するプラグインを更新せずに放置することは、例えるなら「家の鍵を開けっ放しにしている」ようなものです。世界中のハッカーが、その脆弱性を狙って常に攻撃を仕掛けており、サイトの改ざん、個人情報の漏洩、ウイルス拡散の踏み台にされるといった被害に繋がる可能性があります。
PHPのバージョンアップ未対応問題
サイトを動かす心臓部とも言えるプログラム言語(PHPなど)のバージョンが古いままだと、セキュリティリスクが高まるだけでなく、ある日突然サーバーの仕様変更に対応できなくなり、サイトが表示されなくなるという事態も起こり得ます。
「http://」のままは論外
現在、WebサイトのSSL化(https://で始まるURL)は常識です。SSL化されていない「http://」のサイトは、多くのブラウザで「保護されていない通信」と警告が表示されます。これはユーザーに不安を与えるだけでなく、Googleの検索順位においても不利な評価を受ける要因となります。
Webサイトのセキュリティは、見た目以上に重要な経営課題です。当社ではPHP等を活用したセキュアなバックエンド(裏側の仕組み)のプログラミングを得意としており、安全で高機能なサイト構築が可能です。
解決策:リスクを価値に変える、小西印刷所の「マーケティング視点リニューアル」
ここまでお読みになり、自社サイトに不安を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご安心ください。これら3つのリスクは、適切なサイトリニューアルによって、すべて解決できる課題です。
私たちは単なるWeb制作会社ではありません。お客様の事業成長に貢献するマーケティングパートナーです。
表面的なデザイン(フロントエンド)から、安全を支える裏側の仕組み(バックエンド)、そして成果を生み出す中身(コンテンツ)まで。企画・デザイン、セキュアな開発、そして成果を出すためのコンテンツマーケティングまで、貴社の課題解決をワンストップでご支援します。
まとめ:Webサイトの「健康診断」、してみませんか?
Webサイトのリスクは、事業そのもののリスクです。そして、そのリスクは放置すればするほど、静かに、そして深刻にビジネスを蝕んでいきます。
「どこから手をつければいいか分からない」
「自社サイトが、どのくらい危険な状態なのか客観的に知りたい」
もしそう感じたら、まずは専門家の目で自社サイトの現状を客観的に把握する「健康診断」から始めてみませんか?
株式会社小西印刷所では、Web担当者様向けに「無料サイト診断」を実施しております。デザイン、SEO、セキュリティの観点から、貴社サイトの課題を抽出し、改善の方向性をご提案します。下記よりお気軽にお問い合わせください。