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没後20年、日本のモダンデザインの父「今竹七郎展」

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当社のお客様でもある西宮市大谷記念美術館で、下記の展覧会が開催されます。

「没後20年 今竹七郎展

~どこの誰だか知らないが。そのデザイン! 誰もがみんな知っている。~」

◎開催日:2020年10月10日(土)~2020年12月6日(日)

http://otanimuseum.jp/
  

日本のモダンデザインの父・今竹七郎(いまたけ しちろう)氏

今竹七郎(いまたけ しちろう)氏といえば、日本のモダンデザインの父と呼ばれる方で、「メンソレータム」のトレードマーク(看護婦の少女)や「オーバンド」のパッケージデザインなどでも有名な大御所デザイナーです。

実は、当社とのご縁も深く、社章も今竹氏にデザインしていただいたものなんです。(すごいでしょう?!)

今竹氏は60年間住まわれた西宮市の刊行物も数多く手がけられていて、当社も印刷会社として多数関わらせていただきました。

まだデザインという言葉が一般的でない商業広告の草創期から積み上げてこられた実績には、数々のこだわりがちりばめられています。色の表現にも厳しく、ときにはスタッフを「何?これ?子供の塗り絵じゃないかっ!」と怒鳴りつけられていたこともあったようです。

当時担当していた当社営業マンは、「怒るというよりは叱咤激励という感じ。懐深い人柄だった」と振り返ります。片方がひし形の左右非対称のおしゃれなメガネが印象的で、その奥から温かなまなざしでいつも見守っておられたそうです。

良い絵や良いデザインと言われるものには、時代を超えて親しまれ、愛され続けているものが数多くあります。今竹氏の作品もどこか懐かしく、それでいてモダンで、見飽きることのない魅力が秘められています。

10月10日より行われる、西宮市大谷記念美術館での展覧会には、没後20年たった今も色褪せない存在感ある作品が展示されます。心に疲れがたまりやすい今だからこそ、じんわり染みてくる作品に会いに、ぜひ皆様、足をお運びください。

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