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印刷物のユニバーサルデザイン

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印刷物のユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインとは、障害の有無や年齢、性別、人種などにかかわらず、たくさんの人々が利用しやすいように製品やサービス、環境をデザインする考え方です。

デザインの対象を高齢者や障がい者に限定すること無く、万人が利用できるという点が、一般的な「バリアフリー」の概念とは異なる点です。

1712人のアイコン.jpg
【身の回りのユニバーサルデザイン】
・自動ドア
・センサーの反応で自動的に水が出る蛇口
・大きな電気の点灯ボタン
・段差のない歩道と横断歩道
・文字以外に直感的に理解できるアイコンで書かれた案内サイン

他にも数多くのユニバーサルデザインがあります。
多くの人にとって使いやすく、間違った使い方がなされないよう工夫されています。

近年、印刷物にもユニバーサルデザインへの配慮するため、多くの工夫や注意が施されるようになりました。

1712矢印.jpg
【印刷物のユニバーサルデザイン】
●目の不自由な方に向けて

デザインを崩さない範囲で文字を大きくし、コントラストをしっかりつける。
場合によっては拡大版を制作する。
弱視の方にもしっかり見えるように赤を多用しすぎない、濃度の近い赤と緑を重ねないなど、色使いへの配慮。
白黒に色を置き換えた際に、情報がきちんと認識できるように確認する。etc

●ユニバーサルデザイン書体を用いる

ユニバーサルデザイン書体(UD書体)は現在、多くのフォントメーカーが開発しており、より正確に読み間違いの少ない高い視認性を目指した書体です。
従来、小さかったりふところが狭く潰れやすかった書体を、しっかりアキを確保し、コントラストの高い書体にリニューアルしたものが多くあります。
これらはリモコンやスマホなど小さい文字が使われる製品、病院・役所などの公共施設、交通標識や駅の案内表示など多岐にわたって使用されており、多くの印刷物でも活躍中です。

●重要な情報、大切な情報、リスクを伴う情報をきちんと目立たせる

平文の羅列ではなく、伝えるべき情報を大きくしたり、色を変えて目立たせたり、アイコン化して抜き出すなど、深く読み込まなくても、正しい情報が容易に伝わるレイアウトやデザインの工夫をする。
印刷物におけるユニバーサルデザインデザインとは多くの場合、読む人、見る人に正しく情報を伝えるという、印刷物として極当たり前のことを忠実に行なうということです。
しかし何もかもを大きく、はっきりと見やすくということは、時としてデザイン性とトレードオフしてしまうこともあり、よりレベルの高いユニバーサルデザインで実行していくためには、経験と技術が必要です。

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