デザイン・印刷からWeb活用まで株式会社小西印刷所

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オリジナル企業カレンダー制作の流れとポイントを徹底解説!

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年末年始の挨拶まわりの際に、お客様や取引先に配布される企業カレンダー。
既成品に社名やブランド名を入れたいわゆる「名入れカレンダー」から、独自のデザインや形状で制作した「オリジナルカレンダー」まで、年末には多くの企業カレンダーがオフィスに集まってきます。

 

コロナ禍でさまざまな制限があった2021年は、いつお客様に渡せるかが読めなかったため、例年よりも前倒しでカレンダー制作を進めた企業が多かったようです。2022年は先行き不透明ではあるものの徐々に制限が緩和されつつある状況から、注文数が増えるのではと予測されています。

 

またここ数年広がりを見せているSDGsに関連して、環境に配慮した紙・インクの使用や、脱プラスチック素材を採り入れる企業も増えました。

 

今回は、そうした昨今の傾向・トレンドをふまえつつ、オリジナル企業カレンダーの目的・役割から制作依頼の流れ、企画・デザインや素材・形状・コストの考え方まで、受け取った方に喜ばれる/使ってもらえる企業カレンダー作成のポイントを徹底解説します。(既製品の「名入れカレンダー」については別の機会にご紹介予定です)

 

 

企業カレンダーの目的・役割


まずは基本に立ち返って、企業カレンダーの目的・役割を確認してみましょう。

企業カレンダーには、単に日付や曜日を確認するだけではない、以下の目的・役割があります。

 

企業PRツール/コーポレート・コミュニケーションツール

企業カレンダーはオフィスや家庭で目につきやすい場所に置かれ、日々目に触れることから、自然と企業名を覚えてもらえる絶好のPRツールです。とくに中小企業やBtoB企業の場合は、こうした小さな部分から自社を認知してもらい、親近感を持ってもらうことが重要になってきます。

 

また、企業理念・ビジョンをデザインやビジュアルで的確に表現することで、「企業の顔」として有効なコーポレート・コミュニケーションツールになります。環境に配慮した素材や廃棄しやすい形状を採用することで、SDGsや環境問題への取り組み姿勢をも伝えることが可能です。

 

営業ツール/販促ツール

企業カレンダーは年末年始の挨拶時の手みやげとして利用されることから、営業担当がお客様のもとに足を運ぶきっかけツールとして有用です。久しくお会いできていないお客様にもスムーズに面談のきっかけを作ることができ、毎年欠かさず届けることでお客様との関係性を継続強化することができる、重要な営業ツールに位置付けられます。

 

さらに、電話番号やURLを記載しておけば困った時などに連絡をもらえる可能性も高くなります。自社製品の情報やブランド名を記載することで販促ツールとしても機能します。

 

「文字が大きくて見やすい」「予定を書き込みやすい」など使いやすさに配慮したカレンダーや、インパクトのあるデザイン性の高いカレンダーはノベルティとしての価値を持ち、企業イメージアップにつながります。

 

余談ですが、当社では毎年卓上型と壁掛け型の2種類のカレンダーを制作しており、「シンプルで見やすいから小西さんのでないと」「今年も○○冊キープしておいてね」と楽しみにしてくださっているお客様も多いです。

 

 

企業カレンダー制作のおおまかな流れ

企業カレンダーの制作は計画性をもって早めに進めたい
ほとんどの企業が12月からの挨拶まわりに使うことから、11月中旬〜12月頭に納品が集中する企業カレンダー。

同時期に注文が集中することに加え、カレンダー製本の加工業者が限られていることから、印刷から納品までに時間がかかるのがカレンダー制作の特徴です。印刷会社のスケジュールを確実に押さえるためにも、計画性をもって早めに進めることをおすすめします。

以下に、企業カレンダーをオリジナルで制作(依頼)する場合のおおまかな流れをご紹介します。

 

STEP1 企画・予算・スケジュール策定…3月〜5月頃

企業カレンダー制作にあたり、まずは目的や用途に応じてどんなカレンダーにするか、テーマ、形状、ビジュアルの方向性、予算をまとめます。次に、制作・印刷の発注依頼先を選定し(場合によっては複数社によるコンペを依頼・実施)、納品までのスケジュールを策定します。

 

STEP2 仕様決定・デザイン制作…6月〜8月頃

STEP1で策定した方向性をもとに、レイアウト、写真・イラスト等のビジュアル、暦部分といった構成要素を決めます。とくに暦部分は、さまざまな表記バリエーションがあって使いやすさに直結する部分なので、制作会社と相談しながらしっかりと検討することが大切です。構成要素が決まったら、企業ロゴやテキストなど必要な素材を制作会社に提供し、デザイン制作を依頼します。

 

STEP3 校正・印刷・製本・納品…7月〜11月下旬頃

制作会社から上がってきたカレンダーの校正を確認します。レイアウトデザイン、写真やイラストの色調・明るさ、とくに重要な暦部分まで、複数人体制でしっかりとチェックします。校正のやりとりを何度か行い、確認が終わったら印刷・製本工程へ。多くの企業が12月から配布を始めるため、11月中旬〜11月下旬の納品が一般的です。

 

 

企業カレンダーの企画・デザインのポイント

 

多くのお客様のカレンダー制作を手がけてきた経験から、企業カレンダーをオリジナルで企画・デザインする際に押さえておきたいポイントをお伝えします。

 

(1)企業イメージやCI・VIに沿ったデザイン表現を心がける

企業PRやコーポレート・コミュニケーションツール、営業・販促ツールとしての役割をもつ企業カレンダーは、企業イメージやCI(コーポレート・アイデンティティ)・VI(ビジュアル・アイデンティティ)に沿ったものであることが重要です。制作会社に依頼する際には、自社の企業理念やビジョンをしっかりと伝えて共有するようにしましょう。CI・VIマニュアルがある場合はロゴデータとともに渡し、準拠する形で制作を進めてもらいます。

 

(2)イメージを決定づけるビジュアルデザインにこだわる

写真やイラストなどのビジュアルは、企業カレンダーにとってイメージを決定づける最も重要な要素です。自社製品やキャラクターなのか、ストックフォト素材から選ぶのか、オリジナルで撮り下ろし(イラストなら描き下ろし)するのか…さまざまな方向性が考えられます。もちろんビジュアルを使わず文字だけでシンプルにデザインするという選択肢もあります。

 

(3)配布先の利用シーンに配慮した文字設計で使いやすさを追求

企業カレンダーは実用品ですから、配布先のお客様の属性や利用シーンに配慮した使いやすい文字設計にすることが大切です。暦部分はどのような表示形式にするか(西暦・和暦/日曜始まり・月曜始まり/前月・次月の表示の有無/書き込みスペースの有無etc.)、業種によっては大安・仏滅などの六曜や立春・冬至などの二十四節気を入れたり、海外拠点で配布する場合は現地の祝日を入れることも検討します。
見え方の違いに配慮して、多くの人に見やすいユニバーサルデザインの考え方を採り入れる企業も増えています。

メディア・ユニバーサルデザインについて詳しくはこちら>>>

 

(4)拡張性・効率性がアップするデジタル技術の活用

デジタル技術を活用して拡張性を持たせた企業カレンダーも増えています。例えば、毎月QRコードを記載して自社Webサイトへ誘導し、季節に合った製品情報や動画を見られるようにしたり、絵柄を読み込むことで自社製品の動画を表示するAR(拡張現実)などがあります。また、バリアブル印刷(可変データ印刷)で名入れ部分を事業所ごとに差し替えて小ロットで印刷することで、コストや廃棄ロスも抑えられます。

可変データ印刷総合サービス「ゼンチケ」詳細はこちら>>>

 

 

>>CHECK! カレンダー校正のチェックポイント<<
カレンダーはその用途と性質から、「絶対に間違いがあってはならない」ツールです。

そのため、印刷前の校正段階で確実にチェックすることが非常に重要になってきます。制作依頼先にまかせきりにせず、必ず一度はご自身の目でチェックされることをおすすめします。

 

カレンダー校正のチェックポイント

□日付

専門用語で「玉」と呼ばれる。月末に31日がある月・ない月、4年に一度のうるう年など、念を入れたチェックを

□曜日

日曜始まりと月曜始まりがある。日と月、水と木は字形が似ているので小さな文字では注意

□土曜・日曜・祝日の色

青や赤など平日とは異なるカラーで表示することが多い

□月や曜日の英語表記

MON、TUE、Jan、Febなど省略形で表示することも。スペルミスに注意

□六曜

大安、仏滅、先勝など。同じ順番の繰り返しではなく、順番が飛ぶ独特の法則があるので注意

□前月・次月のカレンダー

上部や下部に小さく表示されることが多いため見落としがち

 

小西印刷所ではオペレーター、ディレクター、校正スタッフなど複数人によるダブル・トリプルチェック体制で、確実な校正作業を行っています。

 

 

企業カレンダーの素材・形状のポイント

環境に配慮した紙やインキ、素材選びが定着しつつある 

企業カレンダーでは、企画・デザインだけでなく、素材や形状にも押さえておくべきポイントがあります。

 

(1)形状:壁掛けと卓上、それぞれの特性を知っておく

企業カレンダーは、壁掛けカレンダーと卓上カレンダーに大別されます。壁掛けタイプは、デザインの自由度が高く企業イメージが表現しやすい、存在感が大きいといった特性があり、卓上タイプはコンパクトで利用シーンを選ばない、実用性が高いという特性があります。最近はテレワークの普及に伴い卓上タイプの人気が高まっており、自宅のインテリアに自然になじむようなデザインが喜ばれているようです。

 

(2)紙選び:用途や目的に応じて適切な質感・厚さの用紙を選ぶ

紙そのものが持つ色味や質感が、企業イメージやデザインと合っていることが大切です。また、予定を書き込むことが想定されるカレンダーなら文字が書きやすい「マット紙」、ビジュアル重視のカレンダーなら表面に光沢があり写真や色の再現性にすぐれた「コート紙」がおすすめ。種類や厚みによりコストに大きく関わってくる部分なので、印刷会社からさまざまな用紙見本を取り寄せて検討しましょう。

 

(3)環境配慮:紙やインキ、脱プラスチック素材に廃棄ロス削減まで

近年SDGsの浸透を受け、企業カレンダー制作にも環境への配慮が欠かせないものとなっています。環境に配慮したFSC認証紙やベジタブルインキの使用をはじめ、脱プラスチックかつ廃棄しやすい紙リングの採用、ケースや袋の見直しが進んでいます。さらには廃棄ロスを減らすという観点から、小ロットで必要な部数だけオンデマンド印刷するケースも増えています(小西印刷所ではこれらすべてに対応が可能です)。

 

(4)コスト:配送コストまで考慮してデザイン・素材・形状を考える

ここまでさまざまなポイントを挙げてきましたが、これらの条件を折り合いながら、予算内に収まるようにコスト調整をしていきましょう。例えば、片面印刷にするのか両面印刷にするのかによって紙の枚数=コストが変わってきます。用紙の厚さや梱包しやすい形状かどうかは配送コストにも関係しますので、国内多拠点への送り分けや海外拠点への発送がある場合は配慮が必要です。

 

 

 

以上、オリジナル企業カレンダーの目的・役割から制作の流れ、企画・デザインや素材・形状・コストの考え方まで、受け取った方に喜ばれる/使ってもらえる企業カレンダー作成のポイントを徹底解説しました。
ぜひみなさまの企業カレンダー制作のヒントにしていただければ幸いです。

 

 

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