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ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)のお話

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ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)とは?

何年か前から注目されている「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存知でしょうか?

「できるだけ多くの人が利用可能なデザイン」というコンセプトで、対象を障がい者や高齢者に限定していない点が「バリアフリー」との違いです。

このユニバーサルデザインの視点で、「読みやすさ」「誤読されにくさ」等に配慮して開発されたフォントが、ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)です。

文字そのものの「見やすさ」「誤読されにくさ」に重点をおくため、長文になった際読みやすさにかける点もあると言われていますが、新聞用の明朝体や、教科書用の書体も出ているなど、徐々に活用分野が広がっています。


ユニバーサルデザインフォントを採り入れるメリット

実際にユニバーサルデザインフォントを採り入れたメリットとして、公共の広報誌では「読みにくい」等の苦情が無くなり、試験問題では問題文の読み間違いが減ったことから平均点数がアップした例もあるようです。そのようなメリットから、現在もなおUDフォントの開発が進められています。

当社の制作物にもUDフォントをよく使用しますが、何もかもUDフォントを使用すればいいというわけではなく、全体のバランスや読みやすさなどを考慮し、試行錯誤を重ねながら活用しています。

印刷業界では、古くから「文字組版」で読みやすい文字の並べ方というものがあり、ユニバーサルデザインに近い配慮がなされていました。

私もユニバーサルデザインを勉強していた時に、「今までの経験で自然にユニバーサルデザインを実践していた」と感じることがいくつかありました。 読み手のことを思いやる気持ちを持った時、誰もがユニバーサルデザインを実践できているのかもしれないですね。

そう考えるとユニバーサルデザインやUDフォントをより身近に感じませんか?


小西印刷所では、内閣府認証 NPO法人 メディア・ユニバーサル・デザイン協会の実施する講座を受講し、メディア・ユニバーサル・デザイン教育検定(M U D教育検定)認定を受けた複数のデザイナー・DTPオペレーターによる制作・アドバイスを行っております。

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