
コロナ禍の営業現場
緊急事態宣言が解除されて数日が経ち、久しぶりにお会いするお客様とはついつい長話をしてしまいます。既に電話やメール、オンライン会議などを通じて話した内容なのに、また新鮮に話し込んでしまう・・・
この約15年間で様々なツールが生まれ普及したことで、「事実を伝える」ための手段が一気に多様化しました。しかし「実際に会って伝える」ことは何を持ってしても代替が出来ないということも事実であり、この度のコロナ禍において「リアルの重要性」が逆にクローズアップされたような気もします。
例えば、お客様との打ち合わせやプレゼンにテレビ会議を利用することで、今まで部署ごとに段階的に数か月単位で行っていた説明を、一回のオンライン会議で全ての関係者部署様にお伝えすることが可能になりました。その反面、オンラインの場では話さないような限定的な内容について、会議終了後に再度ご連絡を頂くという機会も増えました。
オンライン飲み会を「便利で楽しい、またやりたい」と言う人もいれば「やっぱりリアルがいい」「そもそも興味がない、やらない」という人もいます。そのどちらにも聞くと頷けるような言い分があり、どちらが正解というわけではないように感じます。
営業職である自分も、顧客単位・部署単位ではなく「個人単位で」どのようなやり取りを望んでおられるか?コミュニケーションツールの多様化を楽しむように、複合的かつ肯定的なレスポンスを心がけたいと思います。
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