毎週末にウオーキングをしていると、昼夜を問わずよく見かけるのがマラソンランナー。多くのランナーとすれ違ったり次々と追い越されたりするうちに、自分は周回遅れで歩いてる?と思うほどです。
ここ数年、徐々に増えてきている印象でしたが、コロナ禍による「テレワークや巣ごもりの増加」で、気分転換にランニングを始める人がまた増えているようです。
2007年から始まった東京マラソンを機に、国内のマラソンランナーが徐々に増加している。という記事を読んだことはありますが、新型コロナウイルスの感染拡大と呼応するかのように、日本だけでなく世界的にもランニングブームが広がっているとのことです。
そしてなんと驚くことに!高価なランニングシューズを履いて走る人が増えており、ランニングシューズの市場規模もどんどん拡大しているそうです!「ランニングやウオーキングは他のスポーツと比べて手軽に始めやすく、さほどお金もかからないもの」と決めつけていた自分が恥ずかしくなります。そんなことだから毎週次々と追い越されながら歩くはめになったのか・・・?
「走る」というアナログな行為を、デジタルがサポートするという「融合」もどんどん進化しています。位置情報や体の動き、脈拍など人そのものの情報を統合し、総合的に「走り」を評価する様々なアプリが登場しています。前回のコラムでも記した5Gの定義である「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」は、ランニングブームを更に進化させることと思います。
今回はランニングにスポットをあてましたが、私たちの生活にとって「衣・食・住」だけではなく「楽しみや生きがい」もアナログとデジタルの融合は進み、それは「5G」によってより発展することでしょう。