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株主総会のお土産選びが企業のCSRやSDGsに影響する理由とは?

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株主総会で株主や投資家に配る粗品、いわゆる“お土産”は、企業の顔ともいえます。
「株主総会のお土産選び」が企業の社会的責任に与える影響は小さくありません。なぜなら、選ばれたアイテムには「なぜそれを選んだのか?」という企業の価値観やコミットメントが反映されるからです。

株主総会のお土産を戦略的に選ぶことで、株主や投資家へ企業のあり方、環境や社会への責任ある姿勢やメッセージを具現化して伝えることができます。

こちらの記事では、株主総会のお土産選びこそCSRやSDGsに配慮すべき理由、環境や地方創生への効果、国産木製グッズのメリット・デメリット、予算別おすすめアイテムをご紹介します。

株主総会のお土産こそ、CSRやSDGsに配慮すべき理由

株主総会は経営についてはもちろん、CSR(社会的責任)やSDGsへの取り組みなどの企業姿勢についても伝える場です。もし配られたお土産が、人権に配慮していない労働や地域の原材料が使われていたり、環境配慮を謳いながら実際はそうではないものであったら…? 企業の姿勢を疑われてしまいます。

株主総会のお土産が企業のCSR活動に結びついていると、企業の社会的なコミットメントが株主や投資家に明確に伝わります。

例えば社有林を保有しているような企業であれば、その森林の木を活用したグッズをつくることで環境保護につながり、森林によるCO2吸収が気候変動への具体的な取り組みとして、SDGsに貢献することができます。

自社所有ではなくても、例えば創業地や出身都道府県の森林の木を用いた木製グッズをお土産に選ぶことで、地域社会や環境への配慮、林業を通じた地域活性化、地方創生の取り組みなどをアピールできます。

国産木材を選ぶことが環境配慮や地方創生につながる

外国産の安い木材が入ってきて日本の木が使われなくなった影響で、森林環境が荒れてさまざまな問題を起こしています。間伐材をはじめ国産の木をつかうことが、それらの問題を解決することにつながります。

住宅や家具といった木材を主に使う産業でも国産木材への回帰が進んでいますが、ノベルティグッズや記念品にも国産木材をつかうことでそうした問題に貢献することが可能です。また、国産木材をつかうことで林業をはじめとする地域産業の活発化や持続的な雇用創生にもつながります。

国産・木製SDGsグッズのメリット・デメリット

国産かつ木製のSDGsグッズは環境への負荷を減らして、地域経済に貢献する可能性があります。は方で、コストや材料供給の制限といった課題も考慮する必要があります。

国産・木製SDGsグッズのメリット

・環境への配慮...再生可能な素材であり、環境にやさしい製品として位置付けられます。
・地域経済の支援…国産品であれば、地域の木材産業を支援し、地域経済に貢献することができます。
・品質...国産品は品質が高く、熟練した職人によって作られることが多く仕上がりも美しいです。
・デザイン...木材は加工が容易で自由な形にしやすく、既製品にはないデザインがつくれます。

国産・木製SDGsグッズのデメリット

・コストの上昇...国産品は海外製品よりも高価になる傾向があります。
・供給の制限...地域の木材供給に依存するため、需要に応じた量を提供できない場合があります。
・品質...木の自然特性ともいえますが、木目や色味がまちまちで全てに均一な品質を求めにくいです。
・デザイン...鉄や化石資源の商品に比べて強度が弱くなりがち。樹種によってデザインが制限されることも。

国産・木製のSDGsグッズ 予算別おすすめアイテム

実際に国産木製グッズを予算別に分け、お土産として配布する時のポイントとともにご紹介します。

例えば、株主総会の案内状や招集通知に封入し多くの方へ送るお土産グッズは、価格が安く郵送の衝撃にも耐えるアイテムがおすすめです。一方、予算が1点5,000円以上するようなお土産グッズの場合は、もらってうれしい高級感とデザイン性、さらに企業らしさが伝わるアイテムであることが求められます。

500円前後 リーズナブルな全員配布アイテム

株主総会の案内状や召集通知に封入するアイテムといえば、サイズが薄く小さめで壊れにくいものとして、企業ロゴ入りボールペンやメモ帳が一般的です。木でつくられたグッズを選べば見た目の良さはもちろん、環境への取り組みを伝える全員配布アイテムになります。

太軸ボールペン

太軸ボールペン

どんな企業にもおすすめできる木のボールペン。シンプルなデザインで名入れをするだけでスタイリッシュに決まります。もちろん国産の間伐材、国産木材でもあるヒノキをつかっているので環境配慮になります。

チューブ絞り
チューブ絞り

文字通りチューブを絞るサステナブルアイテム。食品関連企業でチューブ調味料などを販売されていたり、歯磨き粉や整髪料、日焼け止めなどを販売されている製造メーカーの全員配布アイテムにおすすめです。

アロマフックスリム
アロマフックスリム

木の自然の力で、消臭調湿ができて衣服を守ります。消臭剤や芳香剤、防虫剤を販売されているメーカーやアパレル関連の全員配布アイテムとしておすすめです。

木はがき(株主優待券)
株主優待券木はがき

飲食店やファストフード店の株主優待券を木の紙でつくれば、環境や社会への配慮につながります。ESG関連の取り組みはもちろん、フードロスなどの取り組みメッセージもセットで配布されればよりいっそう効果的。管理用QRコードなど細かい絵柄もきれいに印刷できます。

1,000円前後 もらってうれしい、ちょっといいもの

株主総会へ実際に来られた方に配付するお土産として、1 個あたり1,000円前後のもらってうれしいアイテムをご紹介します。

Kitto+ 木粉のタンブラー(木のプラスチック)
木粉のタンブラー

ここ数年、プラスチックにエコな素材や廃棄する自然素材を混ぜたサステナブルタンブラーが注目を集めています。たいていのエコタンブラーは、自然素材の配合比率が高くても30%前後ですが、こちらのKitto+は51%で半分以上が木です。エコプラスチック製品にありがちなチープ感がなく、木の素材感が一見陶器のような高級感も感じさせるアイテムです。ビールなどを製造販売されている酒造メーカーのお土産におすすめの一品です。

 

スマホスタンドスピーカー
スマホスタンドスピーカー

電力いらずでスピーカーになるエコなスマートフォンスタンド。アウトドアメーカーやレコード会社、楽器店のお土産におすすめのアイテムです。見た目にもスタイリッシュで時間がたつほどに変化する味わいが楽しめるアイテムなので、企業の周年記念とあわせて経年の魅力を伝えることも可能です。

家型つみき
家型つみき

住宅会社、住宅設備機器、サッシや建具などの建材メーカーにおすすめです。9つのブロックから成るつみきが高級感のあるインテリア雑貨になります。組み立てても、バラバラに置いてもスタイリッシュに決まります。比較的高年齢の多い株主世代に向けて、お孫さんへの知育玩具のプレゼントとしてもおすすめです。

5,000円以上 ロイヤリティを高める高級アイテム

最後に、予算5,000円以上の高価格アイテムをご紹介します。高額なので、すべての株主全員に配るお土産というよりも大株主の方に向けてロイヤリティを高める特別なアイテムとして使用するのがおすすめです。

Yosegi Clock
寄木時計

ケヤキ、タモ、ヒノキの3つの樹種を組み合わせてつくっています。メタファーとして、さまざまな多様性へのメッセージを込めたアイテムとしてもおすすめ。ケヤキとタモは広葉樹で間伐材ではありませんが、国産の木材を使用しています。


以上、株主総会のお土産選びこそCSRやSDGsに配慮すべき理由、国産木製グッズのメリット・デメリット、環境や地方創生への効果、予算別おすすめアイテムをご紹介しました。上記以外にもさまざまな木製グッズのラインナップをご用意していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

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